人間と生態系との相互関係を促進するための活動

近年、農業界では高齢化の歯止めがかからず、全国に耕作放棄地が数十万ヘクタールもあるという問題に直面しています。しかし一方で、都市市民の中では、安心・安全な食への関心の高まりにより、生産者の見える農業への高いニーズ、幅広い世代における家庭菜園ブームなど、農業に対する新しい視点や農作物に付加価値を求める人々も増加しています。私たち里山グリーンネットワークでは、人間と生態系との相互関係を促進するため様々な活動の一環として、薬剤師主宰ナチュベジとともに、自然と人が共栄する自然循環型農業の普及、実践に努めたいと考えています。

「ナチュベジ」推奨の自然循環型農法

ナチュベジでは、自然に優しく、薬剤師という医療者の視点から人にも優しい農薬・化学肥料・家畜糞不使用の自然循環型農業を軸に、作る人と食べる人を繋ぐ取組みを推進し、24年度・25年度には、兵庫県篠山市で行われた農水省プロジェクト「農のある暮らし」の農法指導を行いました。このプロジェクトでは、農業者と都会のさまざまな職種と年齢層の方を繋ぎ、土に触れる喜びや、農業への関心・興味を高めることができました。

農薬・化学肥料・家畜糞を使わない「ナチュベジ」

農薬・化学肥料・家畜糞を使わない「ナチュベジ」ナチュベジの推進する農法の基本的な考えは、環境保全を考え、自然界の循環をモデルに農業を行うことです。
詳しくは「ナチュベジ」ホームページをご覧ください。

この農法では、自然界から抽出したミネラル分と、腐植層が自然界で作り上げられる過程を研究し、自然界から抽出したミネラル、アミノ酸をはじめとする独自に開発した資材を畑に補うことにより、連作や、増収、品質・栄養価向上を実践的に成功させています。

今後、専門家が客観的な立場から技術を検証することが、自然共生型の農法拡大の鍵となると考えています。特に、これから新たに農に関心を寄せ、関わる若い世代・都市の住民などへ、人間と生態系とを共に豊かにする農法を推奨すべく、ナチュベジとの連携により、次世代へより良い環境を残し、また、農業が発展していく展望を描いています。